これは許されざる行為ではなかろうか、義憤を覚えたコン吉がボソボソ。
自宅での晩酌が楽しみのひとつでもある自分。
今日は何を肴に一杯引っかけようかとアテを探していたところ、自分の目に飛び込んできたのが炙りしめさばちゃん。
イメージの画像も大きめにカットされた半身が8切れも乗っており、パッケージの容量から考えてもボリュームに期待できる一品。
痛風のため一日一本までと決めているビールに間違いなく合い、その後に続く焼酎の追撃にも応えてくれると確信し、買い物かごへズドン!
自宅に戻ってウキウキしながらいざ晩酌の刻と蓋を開けた時の絶望感たるや凄まじいものでした。
商品名の表示と巧妙に仕組まれたパッケージデザインの罠。
見えないところの奥まで炙りしめさばちゃんがたくさん入っているように思わせ、開けてみたら醤油皿的なスペースとか酷すぎない?
いやね、醤油皿的なスペースはあっていいと思うのよ。
問題はそのスペースを隠す必要があるのか、そしてそんなに大きなスペースが必要かってことですよ。
自分はたっぷりの炙りしめさばちゃんと晩酌をともにしたかったからこそ、この商品を選択したのに…。
こんなの優良誤認表示としか思えないし、こんなことをソシャゲでやったら返金騒動の炎上祭り確定だろうがよ!(ブチギレ)
しかもイメージ写真は8切れなのに対し、開けた瞬間にわかるどう考えても8切れも入っていない感。
怒りに震えながら食べ進め、ビールで胃袋に流し込みながら考えた。
「こんな少量なのにわざわざバランで仕切る意味ってなんだ?」と。
そしてたどり着いたときに悟ったのだ。
これは仕切るためのバランではなく、隠すためのバランだったということにッ!
バランを取ったその先に待っていたもの。
それは手前より半分くらいのサイズになっていた幼炙りしめさばちゃんでした…。
こんなことが許されて良いのか!?
最後の最後に残った1切れが小指の先サイズだったときに自分は決めたのだ。
この炙りしめさばちゃんで一杯引っかけようとしてウキウキしながら購入し、絶望に落とされる人間をこれ以上増やしてはいけないと!
みんな、セブンイレブンには気をつけろ!
やつらは心の隙間に容赦なく踏み込んでくるぞォ!
しかし、どうしても今日は炙りしめさばちゃんで晩酌がしたいという日もあるだろう。
そんな時は覚悟を決めて購入するのだ、そして炙りしめさばちゃんには当たらないように。
美味しい美味しい炙りしめさばちゃんに罪はないのだから…。