
言語は日々進化する。
ナイツ講釈人。
テレビでよく聞く、こんな言葉。
「正しい日本語を使いましょう」
果たして正しい日本語とは?
そもそも正しい日本語って誰が決めるの?文部科学省?
言語って、実は生きています。
「言葉が生きてるって、そんなバカな」
とお思いの諸兄。
例えば一昔前、
「今日」
って言葉は
「けふ」
って書いてました。これが正しかった。
でも今はそんなこと書く人いません。
もっと昔。
「もののあはれ」
と書くと、情緒を感じる言葉でした。
今こんなことを本気で言うと頭おかしいと思われます。
時代時代に合う言葉があって、日本語の形は日々少しづつ変わっていきます。
例えば短縮日本語。
これも時代と共に受け入れられていくのでしょう。
きもい(気持ち悪い)、うざい(うざったい)辺りは短縮日本語が少しづつ受け入れられている最たる例です。
私たちの祖父母世代は通じづらいこれらの言葉も、父母世代には通じますからね。(いいか悪いかはさておき)
ちーっす、とか、ういっす、とか、あざーすとか、かしこです、とか。
この辺の短縮日本語も数百年後の日本では普通に使われているかもしれません。
そんなことを考えていると、
「じゃあどんな日本語ならいいの?」
という話になりがちです。
ここで考えるべきは、常用漢字とTPOでしょう。
常用漢字は時代に合わせて制定されます。
新聞や雑誌など大衆の目に触れるものはこの常用漢字に倣って書かれていますね。
サイト内の漢字も常用漢字に従うべきでしょう。
TPOで気になるのは、先述したとかく短縮しがちな言葉。
場面場面に合わせて使いたいものですね。
私たちサイト運営者も文章の書き手として、常日頃から正しい日本語、読みやすい日本語を心がけていきたいです。
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